2025年2月28日 9時44分 魚座で新月を迎えます。
占星術的2024年最後の新月でもある今回の新月は分かりやすく何かが始まるというよりも、
年末のような終わり準備と始まりの準備という印象です。
12月の大掃除を思い出してみて下さい。
普段、あまり見ない場所を掃除しようとすると想像していた以上に塵やホコリが積もっていたり、
汚れがひどかったりしますよね。
そんなものをしっかりと見て美しく整えて行くようなイメージです。
掃除しようとして、懐かしいもの見つけたり、
昔のアルバムに見入って、当時の記憶が蘇ったりそんな経験のある方は多いと思います。
人は日々の暮らしの中で「そこにあるのに触れようとしないもの」「見ようとしなければ見えないもの」をたくさん持っているものです。
それは現実の世界の話だけではなく心の世界でもおなじこと。
一つ一つは取るに足らない小さな小さなことかも知れません。でも、薄い塵やホコリも積もると簡単には消えません。ちょっと叩くだけでも舞い上がって大変なことになりますよね。

今回の新月図では、魚座に5つの天体とドラゴンヘッドがギュっと集まっています。
魚座とつながりのある12ハウスには天王星があり、アセンダントと2度違いで、このチャートを牽引しています。そして1ハウスには木星。月とつながる蟹座には火星が滞在しています。
癒し・解放・赦し。そして生まれ変わり。
「私」という境界線を超えたつながり。他者と手を取りあい現状を「超えて行く」イメージが浮かびました。
新月のサビアンシンボルは魚座10度「雲の中の飛行家」
双子座的無意識の象徴である飛行機。天と地の境界域でる雲。
そしてそれを操る飛行家=人
ちょうど来月「象徴でよむ星の王子さま」というお話し会をする予定なのですが、私はあの物語に出て来るパイロットが思い浮かびました。
あらゆるものが秘めている可能性といつも共にいること。それを知ること。気付く事。知ること。
現実といつも対になっている異なる世界があること。
真実を見ぬく力と同時に、見えないものを見渡す視力をもつこと。
冥王星も水瓶座3度にあり、天王星・土星の影響を受けていますし、今、起こり始めている変化はもう避けられないけれど、これは美しい蝶になるための羽化だよと教えてくれているように思います。

感情を象徴する水サインにこれだけの惑星が集まっていると、小さな刺激でも波紋が広がりやすいはず。
せっかく沈殿させて美しい水に見えていた心の水を天王星や火星が大きく掻きまわして濁らせます。
でもそれは「本当はあるのに無かったことにしている何か」を見る為です。
そしてそれは他者に映し出されるはずです。
怒り、苛立ち、悲しみ、絶望のような大きな感情だけではなく、
言葉には出来ないような繊細な気持ちにも寄り添い、
「本当はどうだったらよかった?」と自分に問いかけハートの声をすくいあげてみてくださいね。
魚座の表面張力を超え牡羊座に生まれ変わるまで、焦らず休息し癒し、赦しを完了させていきたい新月です。

